六甲山の歴史・文化 林業遺産の紹介 : 六甲山の災害展

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六甲山の歴史・文化 林業遺産の紹介

2020再度山が林業遺産に登録

再度山は、2020年6月に「2019年度林業遺産(No.40)再度山の植林と関連資料」として日本森林学会により登録されました。

明治時代に神戸の街に人が集中してくると、今までの井戸水では水が不足するので、布引の貯水池を作りましたが、その上流の山が「ハゲ山」で雨がふるたびに、泥水だけでなく、土や石、大雨のときには岩も流れてきて、水の量と質が悪くなるので、明治時代の35年ごろから再度山に木の苗木を植えて森を作る活動が始まりました。
木を植えるために山の表面に階段を作りました。
階段といっても山を切りつけその土を盛ったり、石を積んだりしています。
この作業で、遠くからは山の表面に「きれいな筋」や「きれいな段」が規則的に並んでいることが写真でわかるかと思います。
この「筋」や「段」は山を緑に戻すための大事なはたらきです。
山の表面を流れる雨の力を弱くして、少しでも水がたまって、「草や木」を早くしっかりと大きく育てます。
この植林が成功したことで、多くの船乗りさんから「船で赤道の南へ行っても神戸の水は腐らない。」といわれていました。

「六甲山が禿山(ハゲ山)だった。」ことについては、「神戸の自然シリーズ13神戸の寺社林を歩く神戸の自然研究グループ」にくわしく書かれています。
高知県出身の植物学者の牧野富太郎さんが、地元の山には「ハゲ山」が無かったので、明治14年(1881)に神戸港から六甲山を見て「ハゲ山」だったので、びっくりしたことを書き残しています。
これらについては、リンク先の兵庫県立六甲山ビジターセンターのホームページの「六甲山の歴史・文化」のページを見てください。
やまなみ048抜粋(一般社団法人兵庫県治山林道協会)(PDF:1MB)林業遺産(PDF:548KB)